例えば、人の名前をど忘れてしまったが、本当はそれを覚えていると感じる場合がある。なぜわれわれは、自分は本当は覚えているということを強く確信できるのだろう? 肝心の情報にアクセスできないでいるのに、それでも「知っている」と感じるのはどういう状態なのだろうか。
こうした「知っている感覚」は、誰かの名前の記憶だけには限らない。たとえばグループの中で発言しようと口を開く前には、自分が何を言うかが正確にわかっているわけではないことが多いだろう。文章がどう終わるかはわからないが、話すに値することがあると思って話し始めるわけだ。『Jeopardy!』の出場者たちにしても、問題の答えがはっきりと頭に浮かぶ前に、解答ボタンを押すことができる。彼らの中にあるのはただ、自分は知っているという「感覚」だけ、そしてその感覚さえあれば十分なのだ。
そして、こうした感覚は非常に正確であることが多い。コロンビア大学の心理学者Janet Metcalfe氏は、トリビア問題を使った実験(PDFファイル)において、答えを知っているという感覚を抱くことと、その解答者が実際に答えを知っていた問題との間に高い相関関係が認められたという研究結果を明らかにしている。
それがどんなにすごいことか、ちょっと考えてみてほしい。メタ認知の能力を持つ脳は、ほぼ瞬時のうちに、大脳皮質に詰め込まれたあらゆる事実や誤りや瑣末なことがらについて評価を下すことができる。そしてそれが認識論的な直感(epistemic intuition)となって、われわれに解答ボタンを押すべきかどうかを教えてくれるのだ。
とある監督が若手に言った話。
これからプロになりたいのなら、絶対に評論家の意見は眼にするな。アレは素人向けの作文であって、プロへのアドバイスにはならないからだ。
評論家がある作品を褒めたとしよう。 君に作家に必要に想像力があれば、その作品の評価は加速度的に上がって来て、やがて超えられない様な恐ろしいものになる。ただ単に好きか嫌いか言っているだけなのにだ。 逆もまたしかりで、評論家が馬鹿にすると、併せてこちらが馬鹿にする様になる。
プロなら、自分で眼で見聞して自分で評価を下すことが肝心であり、他人の評価から入ることは極めて危険。自分で見た後で他人の意見を眼にするのは全くかまわない。
皆さんが使っているmovatwitterですが、うちのペパボの藤川君が開発者なんだ。知らなんだ。
お前なぁ。
ドラクエやってんだったら、ちまちまモンスター倒して経験値稼いでレベルあげて、装備もそれなりにいいモンに換えていくことがどんなに大事かわかってんだろうが。
お前勉強できないまんまでいいっていったよな。
新しい方法覚えなくていいっていったよな。
それっていうのは、ひのきのぼうとぬののふくだけでどんどん進もうとしてるようなもんなんだよ。
レベル上げも装備の強化もしないで強いモンスターがいるとこ行ってみろ、瞬殺だろうがよ。
お前はレベル上げしないでいいって思ってるのかもしれない。出来ない子をみて僕はあの子よりましだって思ってるのかも知れない。
でも塾に通ってる子だっているだろうが。
そいういう子っていうのは、難しい問題どんどん解いてるわけだろ。
それは言ってみればどんどん強いモンスターと闘って、経験値稼いでレベル上げてるのとおんなじじゃねぇか。
で、色んな問題の解き方教わってるんだろ。
それはつまりいい装備をどんどん手に入れるのとおんなじじゃねぇか。
そういう風に周りの子がどんどんスゲェ装備手に入れてレベルもガンガン上げてる中で、お前一人ぬののふくとひのきのぼうで恥ずかしくねぇの?
ぼくはスライムだけ倒せればいいですってか?
そんなこと言ってるうちにみんな中ボスとかガンガン倒せるようになってどんどん先の町に行って、お前一人ずっとラダトームから出られないって羽目になるんだぞ。
まぁゲームはボタン押してりゃ済むからな。そりゃあ現実とは違って楽だからゲームばっかしたくなるのもわかるよ。
現実に何か上達しようと思ったら、なんでも繰り返し練習しなきゃいけないもんな。
サッカーだって勉強だって、実際に体動かして頭動かさなきゃだめだよな。
ゲームは座ってボタン押してりゃコンピュータが計算して進めてくれるからな。
それでレベル上がって装備強いのに換えてったらなんか自分がスゲェやつになったみたいな気分になれるもんな。
でもさ、ゲームいくらやったってリアルには役に立たないだろ?
ゲームで重い装備を身につけてスゲェ武器を扱えるようになっても、実際に剣を使えるようになるかっていったらそんなこと全然ないだろ?
あんな重い武器持ったら振り回そうとするだけで転ぶぞ。
やっぱり実際に剣で戦えるようになるためには、いくらボタン押しててもダメで、剣道みたいなところいって練習しなきゃだめなんだよ。
お前がゲームが好きなのはわかってる。友だちとゲームのこと話すの面白いのもわかってる。だからお母さんはゲームは禁止しない。
でも、もしお前がゲーム三時間やったとするよ、もし一時間しかやらなかった場合、他の二時間はサッカーとか勉強に使って、そっちのスキルが少しずつ伸びたかも知れない。
でもゲームしかやらなかったら、ゲームの中でしか通用しないスキル、通用しない知識、通用しないパターン認識を身に付けただけで終わる。
それでいいのか? 三時間をゲームの中でしか通用しないスキルを高めるだけに使っていいのか?
将来大人になって友だちと話する時に、相手がゲームの他に色んなことやってるのにお前だけゲームしかやってなくて、話すことが少ししかなくてもいいのか?
よくないだろ?
ゲームでレベルを上げるように、現実でもレベルを上げるんだ。ゲームでモンスターを倒すと必ず経験値が溜まるように、お前が何かに取り組んだ時間はけっして裏切らずスキルとして蓄積される。
勉強もスポーツもだ。
色々な問題にあたってその弱点を知ればすぐに解ける。モンスターのときみたいに、パターンがわかってくるんだ。
スポーツだったら練習すれば色々なテクニックを色々使えるようになる。勉強だってこういう問題にはこういう解き方をすればいいってのがわかってくる。そうしたらお前の世界はどんどん広がって行くんだ。
ゲームの中でも現実でも、どんどん経験値を蓄積して、レベルを上げて、装備をいいのにしてゆけ。
新しい装備を手に入れるように、新しい方法を現実でも覚えていけ。
「大型液晶テレビ。画面が大きいんです。画面が大きいと、家族みんなで見られるんです。皆さん! これまで小さなテレビを別々の部屋で見ていませんでしたか? この大画面液晶テレビ! 大きいですから居間に置きますね。くっきりはっきり大型、大画面液晶(高田社長はあえて同じ言葉を何度も繰り返すのが特徴)。家族みんなで見たいですね。お父さんも、お母さんも、お子さんたちも、おじいちゃんも、おばあちゃんも。どうです。家族が一つになって、1つの液晶大画面を見る。昔みたいな家族だんらんが戻ってくるんです」
高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、その商品を購入することで、一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに心を砕くのが常だ。
「家族だんらんかあ。懐かしいなあ。ばあさん、わしの年金の積み立てで買ってもいいかなあ」
あのハイトーン、ハイスピード、長崎なまりもすごいけど、高田社長が本当に優れているのは「幸せのイメージを伝える力」なのだ。